1958-12-16 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
まず第一に、寒冷地畑作農業振興地域の指定についてでありますが、農林大臣は、平年度において、五月から九月までの積算温度が摂氏二千六百度以下、無霜期間が百七十日以下または七月及び八月の平均気温が摂氏二十度以下であつて、耕地利用率が百分の百十以下の畑作を主とする農業地域で主畜経営または混同経営によらなければ、その地域内の農業者の経営の安定が得られないと認められる道県の区域の全部または一部を寒冷地畑作農業振興地域
まず第一に、寒冷地畑作農業振興地域の指定についてでありますが、農林大臣は、平年度において、五月から九月までの積算温度が摂氏二千六百度以下、無霜期間が百七十日以下または七月及び八月の平均気温が摂氏二十度以下であつて、耕地利用率が百分の百十以下の畑作を主とする農業地域で主畜経営または混同経営によらなければ、その地域内の農業者の経営の安定が得られないと認められる道県の区域の全部または一部を寒冷地畑作農業振興地域
従つて耕地をつぶしたり、あるいは宅地にしたり、あるいは耕地以外の用途にこれを変更するときには、それぞれの機関を経なければ個人の裁量でその土地の使用目的を変更することができないというほどに、今日耕地というものが公共性を持ち、民族の生活の上に重大な影響があるという立場で擁護されておる。
あるいは現在畑地のようになつておつて、耕地としてはあまりよくないが、しかし下の方には非常に長い間の河床の変化で、いい砂利があるというような点等が相当あるようにわれわれも聞くのですが、そういう点から単に車道を通すというか、あるいは運搬道路をつくるということ以外に、そういう下の方にいい砂利がたくさんあるというようなところを、この収用法で取らしてもらうようにすることの方が、全国的な河川、海岸線からすると非常
それでこの土地は木曽川渓谷の地帯であつて、耕地はきわめて乏しく、おそらく郡民の食糧二、三箇月をささえる程度しか生産はございません。従つて山林に依存しなければならない土地柄でありまして、地方民の多くはあるいはそまでありますとか、伐採人夫というようなものをなりわいといたしておる者が多い。
これは工場等の敷地あるいはその他等のためにやむを得ないぎりぎりのところがやはりその程度出て参るわけでありますが、私どもは一面において国の大きい費用を使つて耕地の拡大をはかつておる際でありますから、農地法の厳格な励行をいたしまして、少しでもこれがつぶれないように、つぶれを少くするようにして参るつもりでおります。
従つて耕地ならびに住宅等々に要する二億七千万円という――これがいわゆる事業計画に伴つてどれだけいるものであるかということは、通産省側でつくられる計画書に具体的に出て来るものと私は信じますから、事業に支障のない、今石炭局長が言われたことを、私は今後役所側の皆さんがそういう気持で行政等に当つていただくならば、政府に対する信頼は非常に高まるだろうと思います。
そういうようなことから今なお太平洋の水にひたつて耕地、宅地を奪われた住民は非常に戦々兢々としておるのでありますが、これを何とか深手を負つた傷を手当するという拙はここ特有の関係にあるんだということで、この災害を防止するに必要な最小限度の海岸堤防施設を行います事業について、再災害防止の特殊な地帯に対する取扱という意味で高率な補助費を付けて、これはむしろ国が全額を打つてやらなければならんのじやないか。
片つ方は善導手よりも遥かに大きい区域に亙つて耕地がやられておる。全く同様の感じを深くいたしました。その後の経過はどうなつておるかわかりませんが、やはり問題は筑後川等の関係において計画がかなりあすこは面倒になつているというようなこともあるようです。
従つて、耕地整理法に細則を委任されたところで、耕地整理法はないという状況なのでございますが、そういう点について証人はどうお考えでございましようか。
そのうちには雀居の部落とか、清水の上牟田部落というものが全然なくなつて、耕地は取上げられております。従つてそうした人たちと家族たちは、耕作地を離れて四散して、まさにその周辺の娘たちは娼婦化しつつあります。その中にいわゆる専業娼婦が入り込んで風紀はまさに乱れて、様相はまつたく一変してしまつております。
私が先ほども申しますように、国家の相当の国費を投じて施設改善を行つて、耕地の生産力を十分に生かして、着実に増産の効果を上げ得るように指導して参るということは、食糧増産の上に最も欠くことのできない点じやないか、そういう点につきましても、十分検討と努力を払つて参るつもりでおります。
同時にまた、食糧増産計画は、まだ具体的に詳細に検討いたしておりませんけれども、感じを率直に申し上げますと、土地改良等によつて耕地の生産力が一変して来る、地方と申しますか、生産力が非常なかわり方をして行くのにかかわらず、これに伴うところの耕作技術と申しますか、これが伴つて行かなければ増産の実を上げることはできないじやないか。
しかし、状況によりますれば、非常に必要な試射場なり演習場が、どうしてもここでなければならないというような事情があつて、しかもその場合に今度は私ども開拓をやつております方の側から見ました場合に、もう開拓者は相当入つておつて、耕地もたくさんできておる、今さらここを追つ払われてはとても困るというような場合には、極力反対をいたしますが、開拓財産として一応は取得はしておりますが、まだこれから開拓に着手するのだというような
ということは、われわれは一様にブラジルの移民契約に従つて耕地に入れられちやつて、何年か百姓をやつた。その中にはあらゆる職業があつたのですけれども、一様に百姓をやつちやつた。
従つて耕地が零細でございますし、これが農業収入を増大して行きますまでの間には、相当長い農業指導というものが必要になつて来ようと思いますが、そういう農地の造成に伴つて砂丘地に対する新しい特別の農業指導というものに対して、一体どういう考え方をお持ちになつておるか、これがはつきりして参りませんと、せつかく国費を投じた農地の造成が役に立たないことになつてしまいますので、営農に対する改善、指導という問題について
私びつくりして飛んで行つて県庁へ行つて耕地課へ行つて聞いたところが、耕地課では何の興味も持たない。実際河川課でやつちやつた。農民が非常に驚いちやつて県庁へ行つたのでは話にならんといつて私のところへ飛んで来たのです。私は県知事に会つて交渉したところが、これは全く申訳なかつた、これは河川課で以て独自にやつたので今日もうどうにもならんのだ、まあそういう実は事態が起つておるのです。
これによつて、耕地の拡張、既存農地の改良を促進し、食糧を増産すると共に、大規模の電源開発を併せ行い、それによる産業発展を促しまして、農村における次三男問題、その他の失業者を大量的に動員することが可能になると存ずるのであります。
○平川政府委員 第一点の、できるだけ新しい、たとえば開拓予定地のような、まだ耕作をしておらない所を提供することによつて耕地を避けるということにつきましては、私どももまず第一にその方法を考えておるのでありまして、駐留軍の演習を全然やらないというわけに行かない以上は、ある程度の土地を提供しなければならぬ。
ところがどこまでも鉱業法に規定せられた賠償を基本にしてやつておられる関係上、まあ陥没地帯それ自身を埋めるなら埋めると、こういうことによつて耕地が回復すると、こういうふうな考え方などが大体とられたようでありますが、一応我々が見ますると、土地全体が下つている。土地全体が下つたのでありまするからあの広漠たる土地における水を先ずどうするかということが先決的に総合的に大がかりで考えられなければならんと思う。
それを今度の法案におきましては、この点につきましての條章が抜けておるというふうに思われますが、断片的の点を拾い合せると、そういう点もうかがわれますが、こういう場合において最も強く打出さなければならない問題、ある家庭的の事情等によつて、耕地についてのいろいろな手不足その他が生じたときに打つべき手を、強く法文において表わさなければならないときにおいて、それが法文の條章から消えているということは、今後の農村
また農業災害補償法臨時特例法案におきましては、現在の一筆ごとの引受方式は、農家全体として見る場合は、相当の被害があつても各一筆ごとの被害が三割以下の場合は共済金が支払われず、また共済金額も町村ごとに一律であつて、耕地ごとの生産力の差異が考慮されていない等の欠陥がありますので、この一筆単位の引受方式を農家単位の引受方式に改めれば、この欠陥は是正されると考えられますので、試験的にこの際実施してみようとするものであります